ベジタリアンー日本とアメリカを比較する

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ベジタリアンの定義

https://pixabay.com/en/tomatoes-cucumbers-salad-garden-836336/

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日本アメリカを問わず、ベジタリアンという食生活を選択する人が珍しくない世の中になってきました。ちなみにベジタリアンとは、宗教的、思想的、道徳、健康上などの理由により野菜中心の食生活をする人々のことの総称です。

また同時に良く聞く言葉でビーガンというものがありますが、こちらは動物性食品の一切を摂取しませんので、乳製品や卵も排除した食生活を送る人々を指しています。

健康上の理由からベジタリアンに移行する人々

https://pixabay.com/en/green-juice-cabbage-apple-green-769129/

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ご存知の通り、アメリカには日本ほど優れた国民健康保険が存在しません。よって、万が一病院にかかった時に振りかかる「想像を絶する高額医療費」に備えて、各自が医療保険に加入する必要があるのですが、この保険に加入できるのは「金銭に余裕のある人のみ」というのがアメリカの現状。健康や長寿は、経済的に余裕のある人が持つことのできる特権なのです。

また健康に気を遣う余裕のある人々は、日々の食生活に対しても上質で身体に良いものを摂取しようと心がけますので、その結果ベジタリアンに移行する人も多いようです。金銭に余裕があるからこそ、自分の食べるものを選択することができるということなのですね。

一方金銭的に暮らしの余裕がない人々は、手軽でリーズナブルな缶詰、冷凍食品、ファーストフード、スナックを主に摂取する食生活に陥りがち。結果アメリカの国民病の肥満をはじめとする様々な病気にかかることも少なくないのです。

アメリカ人にベジタリアンが多いのは本当なのか?

https://pixabay.com/en/greek-salad-greek-salad-feta-food-689674/

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日本と比較するとアメリカの方が絶対的な人口が多いですので、もちろんその数は多いでしょう。

元々様々な人種と宗教が混在するアメリカでは、食生活は日本よりも多様性に富んでいます。日本のように「皆がほぼ均一で平均的」な社会ではありません。一人ひとりが異なる志向、習慣を持っているのが当たり前のアメリカでは、食生活に対する選択も個々に異なっていて当然のこと。自分にとって快適あるいは心地良い選択肢がベジタリアンなだけであって、特別視されるようなことでもないのです。

このような理由を踏まえ、アメリカではベジタリアン だからと言って不便な思い、我慢をすることなく生活ができますので、その食生活を継続できる人も多いと言えるかもしれません。

ベジタリアンに注目される和の食材

https://pixabay.com/en/avocado-salad-avocado-salad-buffet-728612/

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精進料理というジャンルが存在する和食で育ってきた私たちにとっては、畑の肉とも称される大豆を使った料理は一般的なもの。日本で豆腐、油揚げ、高野豆腐、湯葉、厚揚げ、がんもどきはごく普通の食材ですが、海外のベジタリアンにとっては「我々ベジタリアンにぴったりの、栄養価の高い優れた食材だ!!」と大絶賛で歓迎されています。

また精進料理の定番素材であり、炊き合わせや煮物料理でよく登場するお麩、こんにゃくもベジタリアンからアツイ注目を集める和の素材。調理方法によってはお肉にも似た食感を持つことから、ベジタリアンはもちろんダイエットに取り組む人、健康志向の強い人にも人気です。

アメリカのベジタリアン・メニューで見かける食材「テンペ」

https://pixabay.com/en/soybeans-beans-soy-food-grains-182295/

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日本ではあまり馴染みのない食品ですが、アメリカでベジタリアン料理に欠かせないものが「テンペ」。元々はインドネシア生まれの大豆発酵食品ですが、今ではアメリカでも普通に手に入れることができる食材のひとつです。

ゆでた大豆とテンペ菌が合わさることで、美容と健康に欠かせないイソフラボンのパワーが大幅にアップ!抜群の栄養面、お肉に似た食べごたえのある食感、クセのない味から和の大豆食品同様に、アメリカで愛されている食品です。

最後に

日本では若干特別視をされることもある「ベジタリアン」という食生活。しかしアメリカでは単純に「数ある選択肢のひとつなだけ」という考え方だということに気付かされました。

また同時に気がついたのは、日本人が世界に誇る和の食材の素晴らしさ!若い世代はどうしても敬遠しがちですが、積極的に摂取し、健康的な食生活を送りたいものですね。