日米比較・高校のシステムの違い

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https://pixabay.com/en/girls-teenager-happiness-young-377661/

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日本とアメリカとでは、高校のシステムやカリキュラムがまったく異なります。今回はアメリカのハイスクールの事情をご紹介いたしましょう。

アメリカの義務教育期間

ハイスクールについてお話する前に、アメリカの義務教育について説明しましょう。州や地域によって小学校、中学校の年数に多少の違いがあるものの、トータル年数は高校までの12年間が義務教育期間となります。

小学校5年間、中学校3年間、高校4年間の5・3・4制、あるいは小学校6年間、中学校2年間、高校4年間の6・2・4制が一般的ですが、なかにはkindergarten(幼稚園年長)からを義務教育と定める場所もあsるそうです。

またアメリカではトータルの12年間を通して1st gradeから12th gradeと呼んでいますが、高校4年間に関しては特別な呼び名を使用するのが一般的です。

  • Freshman(高校1年生。日本の中学3年生)
  • Sophomore(高校2年生。日本の高校1年生)
  • Junior(高校3年生。日本の高校2年生)
  • Senior(高校4年生。日本の高校3年生)

アメリカの高校の授業の取り方

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日本のようにクラス全員が同じ時間割で勉強するスタイルとは異なり、アメリカの高校では卒業までに自分に必要な単位を取得すべく個人でカリキュラムを組み立
てるスタイルです。

必須科目、選択科目を組み合わせて単位を取得するのですが、大学に進学を希望する生徒の場合は特にこのカリキュラムの組み立てが重要になってきます。

サマースクールで単位を稼ぐ!

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高校の夏休み期間に行われるサマースクールとは、受講が任意の集中特別授業のことです。約一ヶ月間という期間で一年分の学習量をこなすサマースクールは、宿題や課題が多く、内容もハードです。それでも多くの学生がこぞって受講する理由は、卒業に必要な単位を稼ぐことができるから。短期間で効率よく単位を稼ぐサマースクール。日本にはないシステムですね。

高校生のクラブ活動

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日本の高校で参加する部活といえば3年間を通して基本的にひとつのクラブに所属するのが一般的。しかしアメリカでは複数のクラブを掛け持ちすることは珍しくなく、またスポーツ系のクラブに所属する生徒は、シーズンごとにクラブを渡り歩きます。

どのスポーツクラブでも入部の際にはトライアウトと呼ばれる入部試験が行われ、それをパスすることでメンバーの仲間入りへ。ただし入部できたからOKというわけでもなく、授業の成績を常に良好な状態をキープしできなければ退部させられるという厳しいルールも存在します。

大学への進学を希望する生徒は学業にも真剣に取り組むのと同時に、各自のクラブ活動やボランティア等の課外活動にも精力的に参加しています。大学進学への願書を提出する際には学業における成績ももちろん重視されますが、課外活動への取り組みが評価の対象となることも多々あります。

ビッグイベント・プロムパーティー

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アメリカの高校生にとっての一大イベントがプロム。卒業を目前に控えたシニアプロムが一番のビッグイベントですが、それ以外の学年でもダンスパーティーが開催されます。

プロムは当日の盛り上がりはもちろんのこと、パーティーに行く相手探し、プロムポーサル(相手へのお誘い)、ドレスやスーツ選び、相手に贈る花の調達、当日のヘアメイク等、その過程でさえも家族を巻き込んでの盛り上がりを見せるアメリカならではのイベントです。

最後に

Freshman(高校1年生)の段階から、大学進学や将来就きたい希望の職種等を考慮しながら課外活動に参加し、授業カリキュラムの組み立てを送るアメリカの高校生。自分が思い描く将来の姿に向けて、若い頃から人生設計を行なう姿はとても頼もしいですね。