アメリカのビジネスマナー

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https://www.flickr.com/photos/124247024@N07/13903385550/

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「郷にいれば郷に従え」という言葉があるように、海外で名刺交換をする際は、海外の作法に合わせる必要があります。今回はアメリカのビジネスマナーについてご紹介します。

https://www.flickr.com/photos/officenow/2630713127/

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アメリカと日本のビジネスマナーの違い

日本では、「根回し」という文化があり、最終的な意思決定が行われる前に、社内の人に「根回し」をして相談がもちかけられます。その後、稟議書で関係者全員の同意が求められ、決定に至ります。バブルが弾ける前、日本のビジネスマンは毎日のように客の接待に追われているようでしたが、経費節約の折、アメリカの接待とさほど変わらなくなってきました。それでも、トップ・レベルのエグゼクティブを除けば、アメリカの普通のビジネスマンは、仕事が終わってから客や取引先のために時間を設けることはあまりありません。プライベートな時間や家族との時間が大事だからです。むしろ朝食をとりながらの会議や、ドップ・エグゼクティブが会して、昼食をとりながら2時間ほどの話し合いが行われる「パワー・ランチ」と呼ばれる会議が持たれたりします。

また、「礼儀」が重要な日本では、直接的な命令を下すのではなく、間接的に提案をする機会が多いです。管理職の人たちは、自分へのリスクをできる限り減らすために、発言や行動に慎重です。小さなことでさえも、きちんと話し合いをする傾向があります。また、贈り物を通して、義理を果たすことが日本で大事とされています。贈り物は、ブランド名が見えるよう丁寧にラッピングし相手に渡します。日本で良い贈り物とされるものには、高級ブランド商品、地元特産の飲物、ウィスキー、チョコレート、小さめのケーキ、ゴルフ用具などです。そして、面会・会議の約束は、電話で前もって取りつける必要があります。会議では、役職が上の人から順番にテーブルの上座に座り、役職が低い人はドアに近い席に座ります。服装は、男性は濃い色の無難なビジネススーツ、女性も控えめな服装が好まれます。

アメリカでは、チーム全体の自信や信頼感を生み出すようなリーダーシップが好まれ、良い結果を出すリーダーほど称賛されます。ですので、独裁的なスタイルは好まれず、インスピレーションを与えるようなリーダーシップが、部下からの信頼を得ます。ビジネスの付き合いは、プライベート同様に、形式張らないものが多いです。アメリカ人は早めに食事を済ませる傾向にあり、昼食は12時頃、夕食は18時頃が一般的です。行き過ぎた飲酒はNGですが、ゲストの場合は多めに見られることもあります。アメリカ人は、比較的すぐ家に招待するので、招待された場合は時間通りに到着し、22時までに帰るようにしましょう。

https://www.flickr.com/photos/baltic-development-forum/5380593159/

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アメリカのビジネスマナーで気をつけるべき点(いくつか)

ワインや花束は贈り物の定番です。誰かの家を訪問する場合は、花束の方が無難です。ただし、白いバラはアメリカではお葬式を連想させるので避けるようにしましょう。時間厳守は日本と同様に重要です。本題に入る前の雑談はほとんどなく、アジェンダに沿った会議を行うケースがほとんどです。アメリカ人は、「時は金なり」ということわざを好む人が多いため、会議はテキパキと進められます。また、会議は意思決定のために開かれます。また、日本で形式的に行われる名刺交換ですが、いきなり名刺を差し出さない欧米の場合、名刺交換より先に、「握手」と「挨拶」を行うのが習わしです。手を差し出すのは、原則として目上の人が先です。

ただし、相手が女性の場合は、女性が手を差し出してくれるのを待ってから、自分も手を出し、軽く握ります。本来、欧米人同士の名刺交換に決まったタイミングはありませんが、日本人と欧米人との名刺交換の場合、基本的には「訪問した側」が相手のルールに従います。もし、挨拶の後で名刺交換のタイミングが見つからなかった場合、商談の後にこちらから名刺交換を申し出れば問題ありません。

https://www.flickr.com/photos/baltic-development-forum/5369318551/

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まとめ

いかがでしたか?近年見直されつつありますが、日本人はワークライフバランスが世界的にみてもワークよりであると言われます。海外では家族の時間やプライベートを尊重した上でビジネスが行われることが多いので、日本の感覚で仕事をすると驚かされることが多いかもしれません。海外での仕事や外国との取引の前には相手の国のビジネスマナーを知っておきましょう。