海外と日本の単位の取り方の違い

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https://www.flickr.com/photos/audiolucistore/13976378039/

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ダブルメジャーという言葉を聞いたことがありますか?日本ではあまり知られていませんが、これは専攻を2つ取ることです。ダブルメジャーの学生は、卒業時に2つの専攻において学士号が取得できます。学びたいことが2つ以上ある場合、ダブルメジャーの制度はありがたいですよね。アメリカの大学には日本にはないシステムがいくつか存在します。今回はそんなアメリカの大学教育システムの柔軟性についてご紹介します。

https://www.flickr.com/photos/francisco_osorio/16298874324/

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日本とアメリカの単位の取り方の違い

日本で4年制大学を卒業する場合、120くらいの単位を4年間のうちに取得し卒業資格を得ます。また1年毎に何単位まで取れるかが決まっていてそれで自分で時間割を決めます。そして4年大学の場合は4年、短期大学の場合は2年と、卒業年は基本的に決まっていることが多いです。それに比べアメリカの場合、必要な単位数は日本に比べると少ないです。ただ、1つの授業に対して講義の授業だけではなくディスカッションのクラスなどがあり、一つの講義は濃いものになっています。アメリカの大学は自分の専攻の単位が取り終わって、これで卒業すると自分で決めた時に卒業となります。卒業に十分な必須科目と単位数を取得していても、どうしても取りたい科目がまだあるから、という理由で卒業を遅らせることも出来ます。

https://www.flickr.com/photos/beraldoleal/4857977087/

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アメリカでの単位の取り方

アメリカの大学は入学時期もセミスター制とクウォーター制があります。入学時期は年4回です。まず、前期の授業からと後期の授業からとサマーセミスター(希望者のみの授業)の前期・後期からと、いつでも入学でき、単位をとってしまえばいつでも卒業できます。基本的に早く単位を取れば早く卒業できます。また、学部による仕切りはほとんどなく、専攻もダブルメジャー、メジャーとマイナーなどいろいろあります。要は自分で専攻を決めて、その学士を取る為に必要な授業の単位を取っていけば、学士として卒業できます。
授業料についても違いがあります。アメリカの場合、一単位いくらとなってます。したがって卒業に必要な分の単位のお金はかかりますが、卒業が決まってからも、授業料を払わなければならないということはありません。
さらに大きな違いと言えば専攻の決め方ではないでしょうか?実はアメリカでは1年生のころは、まだMajor(専攻)を決めなくても良いのです。そしてMajorを決めたあとでも、Minorとして他の学部の授業も取れます。日本ではほとんどの場合、大学受験の時に決めます。アメリカでは実際に勉強してみて、自分が興味があると思ったものを専攻にできるのです。また日本の大学は講義しかないのに加えて、マンモス校と呼ばれる大きな大学では1つの教室に200~300人くらい生徒がいることも珍しくありません。それに対して教授が1人です。授業に自分からコミットすることはほぼ無く、黙って教授の話を聞いてノートを取るだけですごく受け身なものです。でも、アメリカの大学は講義にプラスして少人数制のディスカッションのクラスがあるので、わからないことがあったら質問でき、授業への参加が求められます。

https://www.flickr.com/photos/francisco_osorio/13475126023/

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大学の学期はいくつあるの?

アメリカの大学では、学期の開始や終了、年間行事などを記載したスケジュール表を、アカデミックカレンダー(Academic Calender)と呼びます。アメリカの大学には大きく分けて2学期制の大学と4学期制の大学があります。2学期制の場合には、通常9月から12月までが秋学期(Fall Semester)、クリスマス休暇を挟んで、1月~5月が春学期(Spring Semester)となり、6~8月は夏休みとなります。4学期制の場合だと10週間を1学期としますので、9~12月のFall Quarter, 1~3月のWinter Quarter, 4~6月のSpring Quarter, 7~8月のSummer Quarter と4学期に分かれます。ただしアメリカの場合は、それぞれの大学が独自の学期制をしいているので、上記の限りではなく、なかには6学期制や8学期制などと特殊なスケジュールを組んでいる大学もあります。

https://www.flickr.com/photos/francisco_osorio/8425492426/

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おわりに

アメリカの大学システムというのは、非常に 多様性と柔軟性のある教育システムと言えると思います。とても魅力的な制度が多いですよね、アメリカの大学システムがこのようなものであると知っていたら、日本の大学には進学していなかったと言う人も多いかもしれませんね。