その日本語、英語でなんて言うの?

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英語に直訳できない日本語フレーズ

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普段日本語で使っている様々なあいさつや呼びかけ言葉。「英語でなんて言うんだろう?」と考えたことはありませんか?

今回は、ニュアンスや文化的背景を含んだあいさつや呼びかけ言葉が英語ではどのように表現されているのかに注目してみましょう。

家庭での会話編

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「いただきます」
It looks delicious.食事前のお祈りをする以外は、「いただきます」という食事の合図的な表現はない。
Let’s eat. これは食事を作った人もしくは家の中で一番偉い人が言う言葉です。「さぁ、食べましょう」みたいなニュアンスです。

「ごちそうさまでした」
I’m full. お腹がいっぱい。
I’m finished(eating). 直訳)食事が済んだ=ごちそうさまでした。
That was delicious/good. 美味しかったです。
Thanks for the wonderful dinner. 美味しい夕食をありがとう。

「行ってきます」
I’m going. 行ってきます。
See you. またね。
Bye. じゃあね。

「行ってらっしゃい」
Bye. See you. じゃあね。
Have a nice day. 良い一日を。
Have fun. 楽しんできてね。デートや食事、パーティー等にでかける人に対しての表現。

「忘れ物はない?
Do you have everything? 「必要なものは全部持った?」のニュアンス。

「がんばって」
Work hard. 仕事に向かう人に対して「お仕事がんばってね」
Study hard. 学生に対しては「勉強しっかりね」
Good luck. 「幸運を祈るよ」程の大きな意味ではなく、気軽なニュアンスも含む。

「ただいま」
Hi. これだけで十分伝わります。Hi, Mom.で「お母さん、ただいま」の意味。
I’m home. 出張や旅行から帰ってきた人、長い間家を離れていた人が使うイメージ。

「おかえりなさい」
How was your day? どんな一日だったの? 今日はどうだった?
Welcome back. 出張や旅行から帰ってきた人、長い間会わなかった人に対して使うイメージ。

「お疲れさま」
You must be tired. 相手が疲れていることがわかる状況で、「さぞかし疲れているでしょう」という労りのニュアンスを含む。

職場での会話編

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「お疲れさまです」
Hello. 日本で仕事相手や仲間と交わす「お疲れさまです」は、出会った時の気軽なあいさつ的なニュアンス。英語では「やぁ」程度のもの。親しい間柄ならばHi.

How are you doing today? Hello, Hiの後に続くお決まりのフレーズ。How is it going?もよく聞くもの。ちなみに職場だけではなく、買物の際お店に入った時、スーパーでレジに並んだ時などにもこのように声をかけられることが普通。

Good job. 何かをやり遂げた人、良い結果を出した人、仕事が一段落した人に対して相手の頑張りをねぎらう時にかける言葉。直訳)いい仕事だね=よく頑張ったね=お疲れさま

「よろしくお願いします」
Nice to meet you. 初対面の間柄で自己紹介をした後に使う「よろしくお願いします」。

I’m excited to work with you. 一緒に仕事をする同僚や取引先に対しての「よろしくお願いします」。

Thank you. 御礼の言葉での代用が可能な場合もあり。Thank you for your understanding/cooperation.で「ご理解/ご協力の程、よろしくお願いします」の意味。

「お世話になっております」
It’s a pleasure to work with you. 直訳)一緒に仕事ができて光栄です。初対面の取引先等にあいさつする際に使用する。

Nice to see you.(直接出会った時)/ Nice to hear from you.(電話で話をする時) シンプルにあいさつを交わすだけでOK。

Thank you. 何に対してお世話になったのかによって後に続く表現が変わる。Thank you for always taking care of my daughter, Maria.で「いつも娘のマリアがお世話になっています。」また、 You’ve been so good to me. Thank you so much. で「すごく良くして頂きました。ありがとうございます。」の意味になります。

Thank you for your kindness という表現もありますが、こちらはかなり丁寧なので相手が身構えてしまうかもしれません。相当目上の人でない限りあまり使わないようにしましょう。

「恐縮ですが」
I’m afraid to say~ 「申し訳ない」という気持ちを丁寧に表現する方法。I’m afraid to say that I can’t accept your order.で「大変恐縮ですが、あなたのご注文を承ることはできません」という意味。

最後に

日本語で何気なく使っている「お疲れさま」「よろしくお願いします」。様々な状況で様々な意味を持つ便利な言葉のように思えますが、言葉の裏にあるニュアンスを読み取ることができる共通の認識があってこそ成り立つものなのですね。

一方英語にはそのような便利な表現は存在しません。「よろしくお願いします」であれば、何に対して気持ちを伝えたいのか、どのような思いを相手にわかって欲しいのかを直接表現しています。

文化や国民性を垣間見ることができる「気持ちの表現方法」。英語圏の方と交流を持つ機会があれば、このようなニュアンスの違いも意識することをおすすめします。