白熱の戦い・日本vsアメリカ FIFA女子ワールドカップ

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2015年カナダ大会

https://pixabay.com/en/football-field-football-ball-green-449398/

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1ヶ月に及ぶFIFA女子ワールドカップカナダ大会。決勝戦ではアメリカと日本が相見え、結果5対2のスコアでアメリカが優勝を果たしました。
ロンドンオリンピックの決勝戦を彷彿とさせる対戦カードに、多くの方が興奮したであろう今回のゲーム。そこで今回は女子サッカーを取り巻くそれぞれの国での環境、またワールドカップに対する反応等に迫ってみたいと思います。

女子サッカーを取り巻く環境

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アメリカ:1996年アトランタオリンピック、1999年ワールドカップでのアメリカチーム優勝により国内での女子サッカーに注目が集まりました。その結果2001年には国内プロリーグが発足しましたが、予想以上に収入を得ることができず経営難へ。リーグ休止、再開という流れがあったものの、2015年現在は国内に女子サッカープロリーグは存在しません。

日本:女子サッカーのトップリーグとして日本女子サッカーリーグが存在し、上位2部リーグは通称「なでしこリーグ」と呼ばれています。アメリカ同様に国際大会での活躍を受けて「なでしこジャパン」に集まる注目には高いものがありますが、国内男子サッカーリーグ・Jリーグと比較すると、その待遇、経営状態、また選手層(アマチュア選手が多い)等の差の開きが見受けられます。

ちなみに皆さんご存知の愛称、なでしこジャパン。日本女性の表現のひとつとして昔から使われていた「大和撫子・やまとなでしこ」にちなんだものです。「日本」を表す「大和」をジャパンとし、日本女性の世界での活躍を願ってつけられたとのことですよ。

女子サッカー日本vsアメリカ 戦いの軌跡

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2011年ワールドカップ・ドイツ大会(日本優勝)、2012年ロンドン・オリンピック(アメリカ優勝)に続き、今回のワールドカップ・カナダ大会。世界大会3大会連続で同一国での決勝の組み合わせになりました。

借りを返したい日本、そしてもちろん連勝を狙うアメリカ。当事国のファンだけではなく、世界中の女子サッカーファンが「決勝戦に来るべきチームが勝ち残ってくれた」とその行く末に期待したようです。

ちなみに、今大会までの日本vsアメリカの過去の対戦成績は、30戦中日本の1勝6分け23敗。FIFAによる直前の優勝予想アンケート結果は、アメリカの優勝93%、日本の優勝7%というものでした。

両チームへのアメリカ国内での反応は?

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アメリカ:女子サッカーワールドカップ史上、最速のハットトリックを決めたロイド選手。背番号10番の彼女は、前半開始15分の間に3得点ものゴールを量産しました。

頼れるベテラン選手・ロイドの活躍に、アメリカファンはもちろん賞賛の嵐。特に決勝戦が行われた5日(アメリカ時間)はアメリカ独立記念日(7月4日)連休翌日。愛国心がいつも以上に高まっているアメリカで、この結果がお祭り騒ぎにならない訳がありませんよね。

また注目を集めたのはロイド選手だけではありません。ロイドのハットトリックに貢献し、それぞれも得点を挙げたヒース、ホリデー。またこの日誕生日をむかえたラピノー、今大会が最後となるワンバック、ゴールデングローブ賞に輝いたソロ。一人ひとりの活躍がアメリカ国内だけではなく、世界の注目を集めたようです。

日本:序盤の動きの固さから数分ものあいだに大量得点を決められてしまった日本。反撃のチャンスを何度か作ったものの、結果くつがえすことはできませんでした。

そんな残念な結果に終わったものの、アメリカおよび世界での反応は意外と高評価。「負けてせいせいした」的な意地悪な声はあまり聞かれず、試合に対する姿勢、諦めずに最後まで反撃に向かおうとする姿勢を称える声が目立ちました。

最後に

世界中の女子サッカーファンがその行方を見守ったワールドカップ。今回はアメリカの勝利となりましたが、またすぐに2016年リオデジャネイロ・オリンピックに向けての予選が始まります。

両国ともにそれぞれの国での注目度が益々高まるであろう女子サッカー。今後の活躍からも目が離せませんね。