海外と日本の大学授業の違い

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https://pixabay.com/en/rice-university-houston-texas-sky-210464/

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日本と海外の大学での授業の取り方は違います。どんなシステムで専攻分野を決め、授業を取っているのでしょう。日本との比較も交えながら説明していきます。

日本とアメリカの大学の授業の大きな違い

日本

1.単位数
単位は1年ごとに取れる数が決まっている。
自分で受講スケジュールを決める。

2.1つの授業の内容例
1時間30分の週1回の講義のみ → 単位取得
200~300人の生徒で一斉に受講で受身授業

3.成績の評価基準
主に期末テスト
他のテストがあったり、出欠が加味される場合もある。
教授によって異なる。

アメリカ

1.単位数
1学期に取る授業は3~4個ほど。

2.1つの授業の内容例
講義      2時間 週2回
ディスカッション 2時間 週2回
ラボ       1時間、週1回  → 単位取得
ディスカッションは少人数制で参加型、能動的に受講できる。

3.成績の評価基準
専攻によって異なる。
100%が下記項目で細分されていて採点される
テスト(50%)ライティング(15%)グループプロジェクト(7%)
ディスカッション発言(10%)発表(18%)そのほかに数項目(・・%)

専攻する分野の幅

https://pixabay.com/static/uploads/photo/2015/03/26/09/44/books-690219_640.jpg

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まず日本の場合、入学する前に専攻分野を決定しなければならないことが多いですね。
アメリカの場合は1~2年の間は、確定する必要がありません。この間で一般教養課程を幅広く履修し、3~4年で専門分野に移っていきます。決めた後の変更も可能というフレキシブルさです。※他の国はルールが異なります。
また、アメリカは経営学と演劇などダブルメジャーも可能です。特にパフォーマンス力がモノを言う国なので、なにも俳優になりたいという理由でなくても、たとえば将来の仕事での営業や、上司や接客の際にも役立つものと考えられています。こういったパフォーマンス系の専攻が多いのが特徴。種類は多岐に渡ります。既に決まっている進路ではなく、しっかりと自分の将来を見つめる時間と手段をくれるのがアメリカの大学です。
人間としてバランスの取れた資質を持つ人を育てるという目的で、理系・文系・芸術・体育系に分ける発想もなく、全く違う分野を並行して専攻することもかのうなのです。

教育方針と生徒の姿勢

https://pixabay.com/en/university-lecture-campus-education-105709/

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教育方針の違い

入学選考
大学とは社会のリーダーを育てるための場所という目的を持つアメリカ。様々な特性や才能を持つ若者を集めて、異なる意見を闘わせて成長させる考えがあります。そのために入学試験では合格者の個性の多様性が重視されるのだそうです。日本のように一斉に同じテストを行い、成績順で合格させていていは、これを見抜くことはできません。願書だけでなく、エッセイや推薦状、面接などを行うことで、ユニークで才能に富み、他の学生によい影響を与えるかで合否決定がなされます。ですから、高校時代は、成績だけでなく、新聞を読みなさい、課外活動をしなさい、ボランティアに参加しなさいと指導されます。机の上だけでは人の心を打つ深い意見を言ったり書いたりできないと考えられているのです。

日本が教授が一方的に前で話して、生徒がノートテイクするという「講義形式」「出席型」であるのに対し、
アメリカは、少人数の授業であったり、ウェブ上で授業を行う形式が取られています。少人数になればなるほど主体的な参加が求められ、「双方向性形式」「参加型」と言えるでしょう。

日本の大学は集中力や記憶力を重視し、「リンカーンが奴隷解放をしたのは何年か」といった暗記力の教育
アメリカの大学は分析力と判断力と決断力を養い、「君がリンカーンならどうしたか」ということを自分で考えさせる教育です。

生徒の姿勢

アメリカの大学に入ると生徒は良く学びます。
日本では、「進級するために単位さえとれればいいや」と考える人が多い傾向にありますね。試験も、その場しのぎばかりで本物の力は身についてないのではないでしょうか。もちろんそういった人たちばかりではないにしても、アメリカの大学生と比較すると、やる気、将来に対する意思や好奇心が薄いような気がします。
単に学習スタイルや教授法が違うというだけではない根本的な問題を感じます。
彼らがすぐに社会で活躍する環境に突入していくというのに・・・・

まとめ

アメリカと日本では大学の在り方やシステムが大きく違っているようですね。
人々の多様性に触れて、知って、理解し合うというのは、これからの世界で大切なことだと思います。特に日本は島国で、大体の人が同じレベルで、生活にさほどの差もなく、他国に比べると均一です。そしてそれが、はみ出してはいけない、違っているのはいけない、すべて右にならって過ごそうとしてしまう原因の一部ではないでしょうか。「多数派」=「強者」では生きていけなくなります。たとえ多数でも小さな日本のことでしかないなら。世界には計り知れない「違う」「少数派」がしっかりと主張をし強く生きているのですから。