canとbe able toに違いはあるのか?

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https://pixabay.com/en/man-boy-face-view-direction-479670/

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can be able to どう違うの?

日本の文法の授業で習った意味は「~できる」「可能だ」という意味を持つというcan と be able to。実際に使う際、意識して使い分けることはありますか?そもそも違いは存在するのでしょうか?

今回はこのcan と be able toをネイティブはどのように使っているのか、また文法上で守らなければならないルールについて見ていきたいと思います。

ネイティブのニュアンスで考えるcan be able to

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私がネイティブスピーカーとの会話をするなかで、登場頻度が高いのは断然「can」です。 裏を返して言えば、be able toを使用する状況ではないということなのです。

「状況?」と不思議に感じる人がいらっしゃるかもしれませんね。そう、be able toを使用するには、話の内容が「物理的・状況的・能力的に~できる」「物理的・状況的・能力的に可能である」である必要があるのです。

実際に文章でそのニュアンスを比較してみましょう。

①Can she attend tomorrow’s meeting?
②Is she able to attend tomorrow’s meeting?
和訳ではどちらの文章も「彼女は明日の会議に出席できるの?」という意味。この会話がなされている状況がどうであれ、①の文章で何の問題もありません。しかし、もしネイティブスピーカーがあえて②の表現をした場合には、そこには先程説明した物理的・状況的という理由があるのです。

A: Hey, Jenny called in sick this morning.
ねえ、ジェニーが体調不良で休むって今朝電話してきたよ。

B: Yeah, I know. She didn’t look so well yesterday.
そうみたいね。昨日かなり調子が悪そうだったから。

A: Is she able to attend tomorrow’s meeting?
彼女、明日の会議には出席できるのかなあ?

B: I hope she’ll get well soon.
早く良くなるといいんだけれど。

この会話の中では、今日病欠のジェニーさんが明日の会議に出席することが状況的(体調的)に可能か?不可能か?についてのやり取りがなされていることがわかります。

①Brian can talk with Chinese customers.
②Brian is able to talk with Chinese customers.
では、この文章ではどうでしょうか?どちらも和訳をすると「ブライアンは中国人のお客様と話ができる」となります。

しかしながら②の文章では、「他のメンバーは中国語ができないけれども、ブライアンだったら中国人のお客様と話ができるよ」というように彼の能力的な面に焦点をあてて会話がなされていると推測することができるのです。

canbe able to・代用できないのはどんな時?

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ニュアンスの違いがあれども代用の効くcanとbe able toでしたが、時にはどちらかしか使えない場合が存在します。

・canしか使えない場合/ 依頼・お願い・注文・許可
Can I have a medium size café latte, please?
ミディアムサイズのカフェラテをください。

Can I borrow your book?
あなたの本を借りてもいいですか?

Can (Could) you close the door, please?
そのドアを閉めてもらえますか?
(注:ただ単純にドアを閉めるだけならばcanしか使えない。閉めるのに手こずるようなドア、特殊な技術がいるドアならば状況に応じてbe able toとなることもあり)

・be able toしか使えない場合/ 助動詞willと併用し、未来の能力を表現する時
Will you be able to finish all your assignments this weekend?
この週末中に、課題を全部片付けてしまうことができる?

She should be able to speak Spanish within two years.
彼女は2年以内にスペイン語が話せるようになるでしょう。

最後に

英語の表現が持つニュアンスは、ネイティブスピーカーが幼少の頃から自然と身につけたもの。日本人がそれを理屈で後付けするのは困難なことも時にはあるかと思います。

私のお勧めの理解方法は「和訳して考えるのではなく、英語の表現のままにその文章をイメージ化する」ということ。文章で理屈やルールを覚えるよりも、映像や絵でイメージする方が覚えやすいですし、思いだすのも簡単です。ぜひ試してみてください。