どう違うの?everyとall、そしてeachの用法

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この3つのニュアンスの違いを感覚で把握しておくことは必須です。そして混乱しやすいのが個々の文法的なルール。
これはこれ、それはそれとしっかり分けて使えるようになりたいですね。

https://pixabay.com/en/woman-face-photo-montage-faces-789146/

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everyとallの違いは?

ニュアンス的にはどちらも全体的な感じを意味します。違いを見てみましょう。

「all」は全体を指します。「ひとまとまりで全て」のイメージ。 複数形の名詞をとり、動詞はそれに対応します。
間違い例文
(✕)All of the student was able to solve this problem.
(✕)All of the student were able to solve this problem.
(✕)All of the students was able to solve this problem.
正しくは
(〇)All of the students were able to solve this problem.
「全ての生徒たちが、この問題を解くことができた」と焦点は全体です。

「every」は全体を構成している全てのうちの、それぞれひとつずつのことを表現します。
単数形の名詞をとり、動詞はそれに対応します。
間違い例文
(✕)Every students was able to solve this problem.
(✕)Every student were able to solve this problem.
正しくは
(〇)Every student was able to solve this problem.
「どの生徒たちも、この問題を解くことができた」と焦点は個人です。

everyとeachの違いは?

ニュアンス的にはどちらも1つ1つの感じを意味します。違いを見てみましょう。
上記した「every」は全体の中の一つ一つを見た場合の表現です。
everyは3人(3つ)以上の場合に、eachは2人(2つ)以上の場合に用いられます。

「each」は全体的な感覚がありません。あくまで一つ一つなのです。
基本は単数扱いで、続く動詞はそれに対応します。

形容詞的扱い「それぞれの」「一つずつの」「一人ずつの」
間違い例文
(✕)Each student were able to solve this problem.
(✕)Each students was able to solve this problem.
(✕)Each students were able to solve this problem.
正しくは
(〇)Each student was able to solve this problem.
「生徒たち一人一人が、この問題を解くことができた」と視点が一人一人に向けられた表現です。

※代名詞として使われれる場合は、名詞は複数形となります。
代名詞的扱い「それぞれ」「一つずつ」「一人ずつ」
間違い例文
(✕)Each of the student was able to solve this problem.
(✕)Each of the student were able to solve this problem.
(✕)Each of the students were able to solve this problem.
正しくは
(〇)Each of the students was able to solve this problem.
「生徒たち一人一人が、この問題を解くことができた」となります。
注意したいのは、「Each of the students」は単数なのでwasが続くということです。

eachとeveryとall を使った表現の色々

名詞の単数形/複数形や後に続く動詞の形態に注意してみましょう。

All students are required to enroll at the beginning of their course of study.
「すべての学生が学習課程の始めに登録することが要求されます。」

All cars were white.
「すべての車は白でした。」

Every room has a private bathroom.
「すべての部屋には浴室があります。」

Every classmate got an award.
「クラスメートはみんな、賞をもらった。」

There were traffic lights every fifty meters.
「50mごとに信号があった」

Each book consists of three sections.
「各々の本は3つの部分から成り立っています。」

Each bike has easy-to-use gears.
「各々のバイクは使いやすいギアを持っています。」

Each of the children got a present.
「子ども達それぞれがプレゼントをもらった」

まとめ

感覚を掴んだ後のポイントは、単数が複数かを区別できるようになることです。
「all」は全体を指します。「ひとまとまりで全て」のイメージ。 名詞も動詞も複数形。
「every」は全体を構成している全てを、それぞれひとつずつのこととして表現します。名詞も動詞も単数形。
「each」は全体的な感覚はなく、あくまで一つ一つです。形容詞的扱いであれば名詞も動詞も単数形。
代名詞扱いなら名詞は複数形、そして動詞は単数形です。