ペットのいる生活 アメリカと日本の違い

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アメリカではペットを飼う人が多いのか

日本では以前まで、ペットは外で飼うものという認識がありましたが、近年室内飼いが一般的になり、多くの人がペットとともに暮らすことが出来るようになり、そのペットブームは今もなお続いています。また、アメリカも日本同様ペットブームです。しかし、日本とアメリカではペットの購入方法、ペットとの共同生活に違いがあります。今回はそんな日本とアメリカのペット事情について紹介します。

https://www.flickr.com/photos/shimown/19612339/

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日本でペットを購入する際、ペットショップで購入するという考えが多いと思いますが、世界からみてこれは日本特有のものなんです。日本ではショーケースの中で子犬たちが照明に照らされている光景をよく目にしますよね。しかし、アメリカをはじめ、多くの国では、生後間もない子犬を母親犬や兄弟犬と引き離すのは良くないとされています。幼少期に家族から引き離され、ショーケースに入れられた犬は、生活パターンが狂い、障害が残ってしまう可能性もあるそうで、日本人の私たちが思うより影響は大きいようです。アメリカのペットショップでも、一部、ショーケース販売をしている場合がありますが、日本と違い、3ヶ月はきちんと親や兄弟と社会性を身につけてからペットショップに来ます。

では、アメリカではどうやってペットを購入しているのでしょうか?動物の生態販売をしない代わりに、アメリカのペットストアでは保健所と連携して、保健所収容動物を展示する譲渡コーナーが設けられています。また、日本に比べ、ブリーダーがたくさんおり、ネット購入も一般的です。なので、アメリカではペットを飼い始めるときの初期コストがほとんどかかりません。日本と違い、初期費用に何十万とかからないことが、アメリカでペットを家に受け入れやすい理由の一つです。

https://www.flickr.com/photos/johanl/12524762614/

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アメリカでペットのいる生活はどんなものか

アメリカの家の大きさは日本の一般家庭より大きく、庭も広いので大型犬が走り回っても邪魔になりません。ですので、日本に比べると大型犬を飼っている人が圧倒的に多いです。人気の犬種はゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、シェパードなどで、小型犬ではヨークシャーテリアが人気です。また、土足文化のアメリカでは、動物を室内で飼育することに抵抗感が低く、大型犬でも室内飼育が主流です。そのため、人と同じ空間で過ごす犬に対してしつけの必要性は日本よりもずっと高く、ペットストアやシェルターで安価にしつけ教室が開催されていることもあり、しつけ教室に飼い犬を通わせる飼い主さんが非常に多くなっています。また、ペット連れでキャンプに行ったり、ハイキングに行ったりと犬との共同生活を楽しむためのイベントがたくさんあります。日本と比べ、オープンカフェテラスも多いので、飲食店でも犬と同伴できるところが多いです。社会全体的に、ペットとの生活を重要視していて外出するにもペットフレンドリーな環境が整っています。

https://www.flickr.com/photos/39908901@N06/9623792861/

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日本でペットのいる生活はどんなものか

団地や賃貸住宅などの住まいでは、たいていのところで動物を飼うことを禁止しています。鳴き声がしたり、匂いがしたりして近所に迷惑がかかるという理由です。なので、ペット可の物件はほかの物件よりも家賃が高く、飼い主にとっても負担は大きいです。住環境の問題で、泣く泣くペットを手放す人も多くいるのが現状です。しかし近年は、ドッグランや、しつけ教室などが多く増えてきており、ペットと飼い主にとってより良い環境づくりが推進されてきています。

https://www.flickr.com/photos/smerikal/5537752633/

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どんなライフスタイルがペットにはストレスフリーなのか

先ほど述べたように、ペットショップのショーケースの中で販売されている子犬や子猫は、疲労感を隠し切れない状態で販売されています。子犬や子猫は確かに可愛いですが、ペットへの影響を考えると、親、兄弟の下で、社会性を身に着けて飼い主に引き取られるほうが、双方にとってよりストレスフリーであると言えます。またアメリカでは、「運動で疲れている犬は幸せな犬だ」という認識があります。ペットが同伴出来る場所が多いということは、運動の場が多いということ。海外ではドッグビーチが多くあり、ビーチで運動させたり、飼い主と一緒にフリスビーやボール遊びが出来ます。そういった環境が整っていると、ペットもストレスが発散出来て良いですよね。

https://www.flickr.com/photos/marinadelcastell/14321172402/

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おわりに

いかがでしたか?日本のペット市場は大きく、飼い主はペットとの暮らしに多大な費用を費やしています。しかし、その費用の多くは、動物のために使われていません。世界では多くのペットショップが動物愛護団体と提携して、殺処分される動物を増やさないようにと協力しています。日本でもそういった仕組みができるといいですよね。ペットがそばにいるだけで、安心して人間にも大きな癒し効果があることは、ペットを飼った経験がある方なら実感されていると思います。ペットブームが続いている今こそ、ペットと人と双方がストレスフリーで暮らせる環境を見直してみるときかも知れません。