few / a few / little / a littleどう違うの?

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few, a few, little, a little 使いこなせていますか?

英語が母国語ではない私たちにとって、英語の微妙なニュアンスや文法上のルールは混乱するポイント。今回はfew, a few, little, a littleの一見同じように見えて、実は異なるニュアンスを持つこの四つの表現に注目したいと思います。

a」 がつくとどう変わるの?

few, a few, little, a littleはすべてモノの量を表わすのに使われる表現方法。ただしその量が「ある」のか果たして「あるけれどほぼない」のかを表現するニュアンスによって使用方法が変わってきます。

・a few /a little:量がいくらか「ある」=少しだけある

・few /little:量が「あるけれどほぼない、ゼロに近い」=少ししかない・ほとんどない

We have a few days before the final exam. / I have a little money in my wallet.
最終試験まであと数日あるね。/ 財布に少しならお金があるよ。

We have few days before the final exam. / I have little money in my wallet.
最終試験までほんの少ししか日がないよ。/ 財布にほとんどお金が入ってないんだけど。

四パターンともに、たくさんの量があるわけではなく「少しある」状態を表す表現。しかし、「a」が付くのと付かないのとでは、このようにニュアンスが肯定的なもの、かたや否定的なものとまったく違ったものになるのです。

グラスに半分水が入っているのを見て、「まだ半分残っている」と表現するのか、「もう半分しか残っていない」と表現するのか。どちらの言い方でもその状態を表していることに間違いはないので意味としては通じます。しかし自分の思うところはどちらなのか、どのニュアンスで相手に伝えたいのかまでを考えると使い方に注意が必要だということがわかりますね。

fewlittleの違いは?

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ところでなぜfew とlittle、二通りの表現が存在するのでしょうか?それは量を表現するものが可算名詞(数えられるもの)、不可算名詞(数えられないもの)なのかによってどちらを使用するかが変わるから。

・few, a fewに続くのは可算名詞(少しはあるという意味なので常に複数形)

・little, a littleに続くのは不可算名詞(数えられないものに複数形は存在しないので、常に単数形)

不可算名詞とはその名の通り、一つ二つと数えることができないもの。information, knowledge, love, angerのように抽象的で形がないもの、sugar, rice, saltのように一粒づつ数えるのには小さすぎるもの。water, gas, airのように決まった形がないもの。本当に数多くの不可算名詞が存在しますので全部覚えるというのはとても困難です。概念を知ったうえで、実際に使いながら覚えるというのが一番身につく方法のように思います。

副詞で使われるlittleもある

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今まで見てきたlittleはあとに続く名詞の状態を表現する形容詞としてのもの。次に、動詞を修飾する副詞としての働きをするlittleを見てみましょう。

I know a little about the rumor. その噂を少し知っている。
I know little about the rumor. その噂についてはほとんど知らない。(イギリス英語で主に使用)

「a」が入ると肯定的なニュアンスが生まれるのは、形容詞の役割をする際と同じです。しかし注目すべきは、littleが入る場所によって否定の度合いが変わるということ。動詞の前にlittleが入ると、それはnot at all:まったく~ではないという強い否定のニュアンスが生まれます。ちなみにa little bitという表現もありますが、a littleと意味合いは同じものです。

最後に

掘り下げると細かなルールがある表現ですが、前後の単語やその時のニュアンスで無意識にそのワードを選ぶというのがネイティブの感覚。ノンネイティブの私たちがそのレベルに達するには、やはり実際に使いそのニュアンスの違いを練習するしかないでしょう。

試験の解答でない限り、「絶対にこれじゃないとダメ!」という英語はありません。機会があれば間違いながらでも、どんどん実践で英語の感覚を身につけてください。